2011年3月18日金曜日

ミニブログが若者の生活を一変―中?

2010年8月31日、人民網によると、ツイッター(Twitter)の世界的な流行と同じく、中国国内では最近、ミニブログの存在が若者の生活を大きく変えている。

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ある大学生は、今年の8月8日にミニブログ?デビューを果たすと、たちまちのうちに予想をはるかに上回る数の人からフォローされ、それから生活が一変した。彼は同日に甘粛省で発生し、1000人以上もの犠牲者を出した舟曲土石流災害について、“通信社並みに”情報を更新。現地情報について、1日100回にも上る「つぶやき」を放った。すると、何日も経たないうちに、フォロワー(特定の人物の投稿を閲覧登録する人)は1万人を超えたという。また、別のあるユーザーは、「マイクロブログには、必ずしも最新の情報ではないが、自分が求める情報だけがフィルタリングされて落ちてくる。近ごろはネットでニュースの閲覧をする習慣がなくなった。また、忙しくて書く時間のない人でも、1?2行でさらっと伝えたいことを書けるのも魅力」とした。

中国青年報社会調査センターが30省(市?自治区)の3282人(うち91.6%が40歳以下)を対象に行った調査によれば、92.4%の人がミニブログにアクセスしており、その94.3%がミニブログにより自身の生活が変わったと答えた。使用目的は「最新の情報を入手」(73.5%)、「興味のある話題についてコメント」(66.6%)、「友人の近況を知る、連絡をとりあう」(52.1%)のほか、「自分の考えを書き込む」「アイドルや有名人をフォロー」「暇つぶし」「わからないことについて情報やアドバイスを募る」など。また、自身の生活で変化した点は「人付き合いのスタイル」「リアルタイムで友人らと繋がれる」「意見の伝達方法や思考方法がかわった」など。

また、87.3%の人が社会的な事件について、「他者の意見を閲覧したり自身の意見を書き込んだりしたことがある」と答え、62.5%が「ミニブログをきっかけにして何らかのかたちでボランティアやチャリティー活動に加わったことがある」と答えた。実際に中国ではミニブログでの呼びかけを発端として、震災被災地へ向けて多くの支援物資が集まった前例もある。多くの人が「(募金やボランティアなど)自分も何かしたいが、どうしたらいいか方法がわからない」と考えていたところに発起人が現れ、ミニブログ上で協力の輪が広がった形だ。(翻訳?編集/岡田)


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引用元:RMT ワイアード リアルマネートレード総合サイト

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